大別して無修正エロ動画には、無料のものと有料のものがあることはアダルトサイトをご覧になった方ならどなたでもご存知かと思います。
しかし、無料の無修正エロ動画は、いつ見られなくなってもおかしくないという点については、多くの方はあまり意識していないようです。
一般に、無料の無修正エロ動画は、有料のオリジナルコンテンツを動画共有、言い換えれば不正コピーして自社サイトに掲載。それとは別のコンテンツの広告などで収益を得ているというケースがほとんどです。
たとえば、Avgle(危険なサイトです)の無修正エロ動画をご覧になった方の中で、映像のクレジットに“カリビアンコム”などのクレジットを見たことがあるという人もおられるかと思います。それなんかが、典型的な例ですね。
激震が走ったPornhubまつり
こうした中、「2020年12月15日、世界最大級のアダルトサイトである『Pornhub(ポルノハブ)』から大量のアダルト動画が削除される事態が発生しました」と、多くのブログで発表されました。
このように、無料の無修正エロ動画共有市場は、大打撃を受けたのです。これがいわゆる「Pornhubまつり」といわれるものです。

現在のPornhubのキャプチャー画像。モザイクは管理人の手になるもの。
ご存じの方も多いとは思いますが、Pornhubとは、カナダの無料エロサイトで一時期爆発的な人気を誇っていました。しかし、Pornhubに児童ポルノ他のあまりにも公序良俗に反している映像の投稿が多く、それらが一斉に摘発されたという話がきっかけであったともいわれています。
次の標的はXVIDEOSか?
それを機ににPornhubが調査したところ、同サイトのおよそ78%のエロ動画が違法投稿(要するに著作権法違反)だったことがバレてしまい、大量削除になったそうです。こうなると、次の標的となるのは我らが「XVIDEOS」か、と考えるのは当然の成り行きだと思います。
ではなぜ、著作権法違反の違法投稿が良くないのかといえば、それは結局「有料コンテンツの親」を食うことで、有料コンテンツが絶滅し、最終的には「無料で仕入れていたコンテンツ」がなくなり、自分も絶滅するからですね。マーケティング的にも、Mr.スポックの言葉を借りれば「進化論的にも存続不可能」なビジネスモデルなわけです。
ここらへんについては、You Tubeの「【ゆっくり解説】それ…ヤバイです!海外の叡智なサイト!」で詳しく解説されていますからぜひ視聴してみてください。
有料の無修正エロ動画サイトは縮小の傾向
そうはいってもお金をかけたくないのは、人間の心情。そこで当サイトは、「お金を出しても加入したい・購入したい」と思えるサイトや作品を選んでいただくために、すべてのコンテンツに無料のサンプル動画を見ることのできるリンクを張っています。
また、管理人が有料コンテンツを応援する理由の一つとして、有料の無修正エロ動画サイトが衰退していることがあります。無料のこれらのサイトの台頭や、同業他社との競合激化で、有料の無修正エロ動画サイトは「風前の灯」となりつつあります。このままでは本当に無料サイトも有料サイトも共倒れになってしまうことも考えられます。
縮小して行く無修正エロ動画サイト
正直、この10年ぐらいでレーベルは無数が淘汰され、無修正エロ動画を統括する配信サイトも、SBSやグローバルキャッシュなど有名どころが閉鎖しました。とくにSMやニューハーフ物など、マニア向けの無修正エロ動画サイトの衰退が著しいようです。
現在残っているのは、カリビアンコムや一本道、HEYZOなどを運営するDTIアフリエイトぐらいです。
今後、なにがどうなるかわかりませんが、管理人的にはこれからもずっと、国内で無修正エロ動画が見られる環境が続けば…とおもっています。