複雑な料金体系が無修正エロ動画を阻む
有料の無修正エロ動画があまり普及しない理由の一つとして管理人が考えているのは、おおっぴらに広告宣伝ができないことで認知度が上がらないということ。同時に、「料金体系のわかりにくさ」があると思います。
このうち、広告宣伝の方法については、エロ動画ファンにとってはどうでもいいことなので、「無修正エロ動画の料金の仕組み」について少しお話していきたいと思います。
一般に、エロ動画ポータルサイトのFANZAや管理人が推しているDUGAなどは、個々のエロ動画について「この作品は通常版で●●円」など、価格がはっきりと表示されています。
1作品ナンボではなく、定額制が原因
これに対して、これに対して無修正エロ動画サイトのほとんどは、個々のエロ動画についてのプライスが表示されていません。
その理由は、無修正エロ動画サイトの大半が、「月額定額制」で、支払い額に応じて一定量のAVを見ることができる、というビジネスモデルを導入しているからです。
例えば、無修正エロ動画サイト最大手のカリビアンコムのある作品ページでは写真のようになっていて、作品の価格が表示されていません。一本道やHEYZOも同じです。
そこでホーム画面に戻って見ると、作品紹介の一番下の左側に「入会案内」とあるのがわかります。これこそが、ほとんど場合、無修正エロ動画サイトの料金体系にアクセスするためのボタンなんですね。
そこをクリックすると、今度は次のような画面が出てきて、「ああ、これは一つのエロ動画がいくらではなく、月単位の会員制なのだな」ということがわかります。
「なんでそんなことするの? 1本いくらで売ればいいじゃん」というご指摘もあろうかと思いますが、これがスタンダードな無修正エロ動画サイトのビジネスモデルなのですから仕方ありません。
これに対して、修正エロ動画を取り扱う、エロ動画ポータルサイトのFANZA。あるいは管理人が推している同じくDUGAでは、個々のエロ動画について「この作品は通常版で●●円」など、価格がはっきりと表示されています。いわゆるPPV(ペイ・パー・ビュー/見るエロ動画、一本いくら)というやつですね。
PPVに傾く無修正エロ動画サイト
そうしたライバルもあってか、カリビアンコムの姉妹サイト“カリビアンコムプレミアム”などでは、作品を限定して無修正エロ動画を単品販売をしているところもあります。
繰り返しになりますが、これらはPPV(ペイ・パー・ビュー/pay-per-view)と呼ばれるもので、他にもHey動画がなどがあります。
管理人的には、ここらへんのややこしさが、有料の無修正エロ動画が、イマイチ主流になりきれないのではないかと考えています。
米国の会社なので、基本はドル建て決済
どの無修正エロ動画サイトの入会案内をご覧になるとおわかりのことと思いますが、決済通貨はほぼ100%がドル建てです。
これは登記上は米国の会社(日本の会社だと無修正エロ動画配信は違法になる)なので、ドルでの決済が求められているようです。以前は、カリビアンコムなどいくつかの大手が、試験的に円建てによる銀行決済を行っていましたが、サイト側の効率が悪いのか、現在では中止している模様です。
VISAデビットカード決済は“微妙”
また、決済手段については、原則としてクレジットカードによる支払いが中心になります。ただし、即時引き落としの「VISAデビットカード」なども利用可能といわれていますので、通常のクレジットカードが作れない方でもご利用いただけると思います。
ただし、管理人はネットスーパーなどの支払いでVISAデビットが使えなくなっております。100%保証の決済でないことにご注意ください。
こうした、決済関係の話については、改めて別の機会で説明したいと思いますので、今回はダイジェストでの説明に留めておきますのでご了承ください。